第7回研究会を開催いたしました。

第7回日本ヘルスサポート学会研究会が、以下のとおり開催されました。

◆テーマ

「米国におけるポピュレーションヘルスマネジメント ~ヘルスサポートにおける最先端のパラダイムおよび最近のヘルスケア
改革の影響」

◆日時

2010年5月27日(木)18:00~20:00

◆場所

麗澤大学東京研究センター(新宿アイランドタワー4階4104号室)
【所在地】 〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1

◆講師

Gregg L. Mayer (Gregg L. Mayer & Company, Inc.)
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講演資料(PDFファイル)  

 

 

◆モデレーター

小林篤 (株式会社損保ジャパン総合研究所 ファカルティフェロー)

◆要項

 ここ数年の間において、米国におけるヘルスサポートは、慢性疾患のディジーズマネジメントに重点を置くスタイルから、ポピュレーションヘルスマネジメントの概念を取り入れたスタイルへと進化してきた。ディジーズマネジメントが主として特定の身体的症状を有する者の管理・サポートを重視したのに対し、ポピュレーションヘルスマネジメントは、所与の集団に属するすべての者が、形態や程度はそれぞれに異なるとはいえ、何らかのヘルスサポートを必要としているとの認識に基づいている。それゆえ、ポピュレーションヘルスマネジメントでは、集団の身体的・心理社会的ニーズの評価に始まり、集団に属する者をいくつかのニーズ区分に階層化して各人に適したプログラムに加入させ、適切な手段による(多くはITや医療機器を利用した)介入を行い、最後に継続的な質の改善のために、介入のアウトカムを評価する。米国において最近成立したヘルスケア改革法には、ポピュレーションヘルスマネジメントプログラムにおけるさらなる取り組みへのサポートが盛り込まれている。

 

<研究会風景>
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