第2回(2009年度)学会賞表彰式が行われました。

7月4日(土)、第2回学会賞表彰式が開催されました。

表彰式は、慶應義塾大学日吉キャンパス協生館にて開催された「日本ヘルスサポート学会第4回学術集会」にて、午後4時45分から行われました。 表彰式に続いて、受賞者による講演が行われました。(三井化学株式会社については、第4回学術集会シンポジウムにて講演)

◆ 日本ヘルスサポート学会賞の趣旨

  本賞には、研究者が行った研究成果を顕彰する研究部門賞と実践家が行った継続的な実践活動による成果を顕彰する実践活動部門賞の二部門があります。

・実践活動部門賞
 ヘルスサポートに関する実践活動は今後増大し、多くの革新によって従来にない価値の提供が期待されています。この賞の目的は、実践活動の意義を学問的に分析し、その意義を明確化することにより、継続的実践的事業モデルの構築に寄与することです。実践活動の主体は、官公署・民間または営利・非営利を問いません。応募(自薦・他薦)があった実践活動を選考対象とします。
・研究部門賞
ヘルスサポート学は生成途上にあります。この賞の目的は、研究成果を顕彰することを通して、研究の方向性・着眼点を明示することにより、学術研究の発展に寄与することです。本学会が刊行するAsian Pacific Journal of Disease Management誌に掲載された論文を選考対象とします。

◆ 第2回受賞者
今回は、すべて実践活動部門からの受賞となりました。(研究部門は該当者なし)  

受賞者

受賞対象となった実践活動

北海道奈井江町

ライフサイクルに沿った住民主体の健康的な地域づくりの取り組み

AW002_awardee-1

受賞者講演  鈴木久枝氏(北海道奈井江町役場健康ふれあい課健康づくり係係長)
講演資料

受賞者

受賞対象となった実践活動

三井化学株式会社

CSR(企業の社会的責任)の中に位置づけられた多様な従業員の健康づくりの取り組み

AW002_awardee-2

土肥誠太郎氏(右)(三井化学株式会社本社健康管理室長、統括産業医)
講演資料 (日本ヘルスサポート学会第4回学術集会シンポジウム)

受賞者

受賞対象となった実践活動

株式会社ディー・エム・システムズ

2003年から継続的に実施されている医療保険者向けぜんそく健康支援プログラム

AW002_awardee-3

受賞者講演 入江真理氏(株式会社ディー・エム・システムズ代表取締役社長)
講演資料

AW002_awardee-all

(左から)三本英司氏(北海道奈井江町副町長)、鈴木久枝氏(北海道奈井江町役場健康ふれあい課健康づくり係係長)、田中滋学会理事長、入江真理氏(株式会社ディー・エム・システムズ代表取締役社長)、
土肥誠太郎氏(三井化学株式会社本社健康管理室長、統括産業医)

◆ 選考委員会

委員長 田中滋 (慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授・当学会理事長)
委員   郡司篤晃 (聖学院大学大学院教授)
委員   椎名正樹 (健康保険組合連合会理事)
委員   辻哲夫 (東京大学高齢社会総合研究機構教授)
委員   松田晋哉 (産業医科大学公衆衛生学教室教授・当学会副理事長)
委員   森山美知子 (広島大学大学院保健学研究科保健学専攻看護開発科学講座教授・当学会理事)