第3回(2010年度)学会賞表彰式が行われました。

 

7月2日(金)、第3回学会賞表彰式および報告が開催されました。 表彰式は、慶應義塾大学三田キャンパス北館ホールにて開催された「日本ヘルスサポート学会第5回学術集会」」にて、午後4時45分から行われました。

◆ 日本ヘルスサポート学会賞の趣旨

  本賞には、研究者が行った研究成果を顕彰する研究部門賞と実践家が行った継続的な実践活動による成果を顕彰する実践活動部門賞の二部門があります。

・実践活動部門賞
 ヘルスサポートに関する実践活動は今後増大し、多くの革新によって従来にない価値の提供が期待されています。この賞の目的は、実践活動の意義を学問的に分析し、その意義を明確化することにより、継続的実践的事業モデルの構築に寄与することです。実践活動の主体は、官公署・民間または営利・非営利を問いません。応募(自薦・他薦)があった実践活動を選考対象とします。
・研究部門賞
ヘルスサポート学は生成途上にあります。この賞の目的は、研究成果を顕彰することを通して、研究の方向性・着眼点を明示することにより、学術研究の発展に寄与することです。本学会が刊行するAsian Pacific Journal of Disease Management誌に掲載された論文を選考対象とします。

◆ 第3回受賞者
今回は、すべて実践活動部門からの受賞となりました。(研究部門は該当者なし)  

受賞者

受賞対象となった実践活動

稲城市福祉部高齢福祉課

高齢者の介護支援ボランティア制度

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(左から)鵜飼達彦氏(稲城市社会福祉協議会)、工藤絵里子氏(稲城市福祉部高齢福祉課介護保険係長)、
石田光広氏(稲城市福祉部長)、田中滋学会理事長、石川良一氏(稲城市長)、
石井律夫氏(稲城市社会福祉協議会会長)
受賞者講演資料

 

受賞者

受賞対象となった実践活動

静岡県精神保健福祉センター

働き盛り世代のうつ自殺予防対策「富士モデル事業」

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(左から)白石直也氏(静岡県精神保健福祉センター)、田中滋学会理事長
受賞者講演資料

 

受賞者

受賞対象となった実践活動

中間市老人クラブ連合会

老人クラブを基盤とした高齢者の自主的な健康づくりの取り組み

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(左から)田中滋学会理事長、東悦子氏(中間市老人クラブ連合会)
受賞者講演資料

◆ 選考委員会

委員長 田中滋 (慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授・当学会理事長)
委員   郡司篤晃 (聖学院大学大学院人間福祉学研究科教授)
委員   椎名正樹 (健康保険組合連合会理事)
委員   辻哲夫 (東京大学高齢社会総合研究機構教授)
委員   松田晋哉 (産業医科大学公衆衛生学教室教授・当学会副理事長)
委員   森山美知子 (広島大学大学院保健学研究科保健学専攻看護開発科学講座教授・当学会理事)