第5回学術集会・総会を開催いたしました。

第5回日本ヘルスサポート学会学術集会・総会が、以下のとおり開催されました。
ベストポスター賞受賞者はこちら  第3回学会賞表彰式の模様はこちら

◆日時

2010年7月2日(金)午前10時~午後6時

◆会場

慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール

◆メインテーマ

 「高齢社会におけるヘルスサポートの戦略」

◆学術集会講演

(敬称略)
1. 大会長講演                           2.教育講演
「ソーシャル・マーケティングの視点から見た特定健診・        「日本における疾病管理事業のビジネスモデル」
特定保健指導の問題点」松田晋哉 (産業医科大学公衆衛生学教室)                坂巻弘之(名城大学薬学部)
GM005-1_speaker 講演資料(PDFファイル)                GM005-2_speaker 講演資料(PDFファイル)

 

3.シンポジウム「エビデンスに基づく肥満対策」

 

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パネリスト
中川徹
(株式会社日立製作所 日立健康管理センター)
パネリスト
原田雅子
(労働者健康福祉機構 浜松労災病院栄養管理室)
パネリスト
久保達彦
(産業医科大学 公衆衛生学教室)
座長
松田晋哉
(産業医科大学公衆衛生学教室)
講演資料(PDFファイル) 講演資料(PDFファイル) 講演資料(PDFファイル) 講演資料(PDFファイル)

 

<シンポジウム(討議)風景>

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4.総括
田中滋(慶應義塾大学大学院経営管理研究科)

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5.ベストポスター賞受賞者

 

受賞者(所属) 演題 発表内容要約
大崎高伸
(株式会社日立製作所 中央研究所)
「はらすまダイエット」のための誉める指導メール作成機能の開発と試行 我々は、インターネットを用いた減量プログラム「はらすまダイエット」に取り組んでいる。保健師の指導メール作成作業を支援するため、過去の指導メールを 解析し、参加者の自己効力感を高めるほめるメール文面を自動作成する機能を開発した。保健師による試行を行い、メール作成作業を効率化できることを確認した。
久保達彦
(産業医科大学公衆衛生学教室)
DPCデータを用いた糖尿病が急性期入院診療に及ぼす負荷についての記述疫学的検討 DPCデータを用いて本邦急性期医療に糖尿病が及ぼす影響の記述を試みた。合併症としての糖尿病を含めると急性期入院における2型糖尿病有病率は 11.1%であり、2型糖尿病は入院期間の延長に寄与していた。これらの結果は糖尿病専門医が診療科横断的に施設内糖尿病患者の管理に携われる体制づくり の必要性を示唆するものである。
藤野善久
(産業医科大学公衆衛生学教室)
特定保健指導システムの運用事例の紹介 H20年度に始まった特定保健指導では、電子データでの決済、報告の仕組みや、ポイント制度など、従来の老健法時期の事業ではなかった仕様が導入された。 そのことが、保健指導の実施を請け負う保健指導事業者や医療機関の参入障壁となっていた。当教室では、クラウドシステムによる特定保健指導の業務システム を開発し、 現在、約150以上の医療機関において運用されている。今回、当システムの概要および分析結果の一部を紹介させて頂いた。

 

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(左から)藤野善久氏 (産業医科大学公衆衛生学教室)、 久保達彦氏(同)、松田晋哉大会長、田中滋理事長、 大崎高伸氏(株式会社日立製作所 中央研究所)