日本ヘルスサポート学会 第12回学術集会・総会 (第一報)
開催概要
◆日 時 2017年8月30日(水)10:00~18:00
◆会 場 慶應義塾大学 三田キャンパス 北館
◆大 会 長 松田晋哉(産業医科大学)
◆実行委員長 武林 亨(慶応義塾大学 医学部衛生学公衆衛生学)
◆実行委員 藤野 善久(産業医科大学)、小林 篤(損保ジャパン日本興亜総合研究所)
◆メインテーマ
「ヘルスサポートとメンタルヘルス-多様な当事者の連携とコーディネーション-」
開催趣旨
ヘルスサポートとは、集団を対象として、集団と個人の双方への働きかけを行い、疾病リスクを低減する取組である。このヘルスサポートの考えは、生活習慣病の分野で実践され成果を上げているが、メンタルヘルスの実践にも生かすことができる。例えば、職域のメンタルヘルスのリスクの対応も、個人のリスク改善に留まらず組織集団のリスク改善の取組もなされている。組織集団のメンタルヘルス改善なしに個人のメンタルヘルス対策は困難である。集団と個人の双方への働きかけがここでも必要になる。
現在、メンタルヘルスは、主として規模の大きな企業の職域が中心に実践されているが、数多い中小企業特に地域の中小企業への展開が大きな課題である。地域への展開には、産業医・産業保健専門職だけでなく、国保、行政、協会けんぽなどの関係当事者の連携が必要であり、民間の専門事業者の活用も有用である。
今回の学術集会では、多様な組織の連携と専門的なコーディネーション機能に注目して、メンタルヘルス対策の実践方法について議論を深めこととしたい。
参加者
・メンタルヘルス研究・実践関係者:本学術集会の参加者
ヘルスサポートまたはメンタルヘルスの研究者
メンタルヘルス関係の事業所の人事労務担当部門の関係者
メンタルヘルスに関わる産業医・産業保健兼職
事業所のメンタルヘルスを支援する行政・国民健康保険・協会けんぽの関係者
メンタルヘルス関係のサービス事業者
※スケジュールおよび参加申込受付は準備が整い次第、ご案内致します。(6月下旬ごろ)
実践・研究報告のポスターを募集します。
第12回学術集会 実践・研究報告(ポスター発表)の募集
ヘルスサポートに関する幅広い分野における実践、研究報告(ポスター発表)を募集いたします。医学、公衆衛生学、保健学、栄養学、経済学、心理学、マーケティング、経営学、政治学など、学問領域は問いません。
実践活動の成果については、実証研究の形式を整えている必要はありません。
○申し込み要領
・発表は、日本ヘルスサポート学会会員に限ります。会員以外の方が発表を希望される場合は、申込と同時に入会手続きを行ってください。
・「ポスター発表申込書」をダウンロードして、必要事項(抄録執筆要項はこちら)を記入の上、電子メール(jshss@mynavi.jp)に添付して送付してください。 その際題名は「ポスター発表申込」としてお送り下さい。
・その他詳細につきましては、学会ホームページでご案内いたします。
○応募締め切り 2017年7月21日(金)
なお演題の採否については追ってご連絡させていただきます。 採択の方には、発表要領をお送りさせていただきます。
お問合せ先
日本ヘルスサポート学会事務局
e-mail:jshss@mynavi.jp 電話:03-6267-4550(月~金 9:15~17:45、土日祝を除く)